磁気は本当に効く?パワーストーンと体の相関関係について


肩こりに効く、腰痛が治る、などと言われると、つい信じて身に着けたくなってしまうパワーストーンやネックレス。

効くという説、効かないという説、どちらにも信憑性があるように思います。

ここでは、言い伝えや歴史を紐解きながら、パワーストーンや天然石が人の体に与える影響を考察してみたいと思います。

磁気が体に良いと言われる理由

そもそもなぜ、磁気を帯びた物質を身に着けると健康になる、といわれるようになったのでしょうか?

その理由は諸説ありますが、主要なもののひとつとして、人体の電磁気的現象に働きかけて血液の流れを良くし、様々なコリの改善を期待する、というものがあります。

現代人の生活は、交感神経を高ぶらせる原因となるものに囲まれています。常に緊張感を高めた状態でいることは、健康状態を司る自律神経のバランスが取りにくくなってしまう可能性があることが考えられます。

身に着けることで、血行促進やイオンの流れを活発にすると考えられて発達した磁気治療ですが、それだけで病気や不調が完全に治る、と考えてしまうのは確証に足らず、効果に頼りすぎることはおすすめできることではありません。

しかし、医学に対する認識が現在とは異なる時代から、ケガや病気が早く直ると信じられてきた鉄鋼石や磁力を有する石に対して、「全く効果がない」と切り捨ててしまうことは少しもったいないことかもしれません。

宝石療法、波動療法、その他目に見えないけれども存在すると考えられているエネルギーを用いた治療法は様々ありますが、頼りすぎることなく活用してみることも良いでしょう。

目に見えないパワーとの付き合い方は?

鉱物や宝石、天然石など、古くから受け継がれてきたものの中には、人知に及ばぬパワーを持つと考えられているものが多くあります。

見えない、測れないものに対しての門戸が開かれていた時代の人々は、存在する何らかのエネルギーを感じ取り、活用してきた可能性があります。

「効く・効かない」にこだわりすぎること、頼りすぎることは思わぬ危険を伴いますが、「お守り」「パートナー」のような感覚で、自分の必要とする言い伝えを持つ石などを身に着けることは、計り知れないパワーを授受する可能性があります。

この石やアクセサリーを身に着けていると心強い、頼もしく感じる、良いことがある気がする、など、自分なりのパワーや縁起の良さを感じるアクセサリーは、心を強くするお守りに最適な存在です。

思いや心の存在は、医学で証明できない力を持つことは広く知られています。

アクセサリーや石に限らず、身に付けるものをすべてお気に入りのもので揃えていく、ということは、波動を上げる方法のひとつです。

心ときめくもの、好きなものを身にまとい、自分自身を快適に整えてあげる優しさを向けてあげると良いでしょう。

磁気アクセサリーを着ける際の注意点

磁気を含む素材を使用したアクセサリーを身に着ける際は、腕時計等磁気に反応する類のものとは一緒につけない方がベストでしょう。

ヘマタイト等鉄鉱石の場合、錆に弱い性質のものがありますので、入浴や水泳、激しい運動の際など、水分に多く触れる機会がある場合には外しておくことをおすすめします。

また、ネックレス等アクセサリーとして着けはじめの頃、血流が良くなることから眠くなる、ぼーっとするなどの症状を感じる場合もあるでしょう。

そんなときは、少しずつ装着時間を長くしていく等の工夫をしながら、付き合って行きましょう。

ブレスレットやネックレス、アンクレット、リングなど、アクセサリーとしても楽しみながら身に着けられるアイテムは、汗などをふき取りながら保管するなどして、長く付き合いたいものです。

磁気を含むパワーストーンには、厄除けや勝負運などの言い伝えがあるものがあります。

ファッションアイテム、お守りとして、気に入ったものを探してみると良いでしょう。

自分に必要な石を選ぶときのポイントは?

身に着ける石を選ぶ際に一番大切なことは、気に入ったものを選ぶこと。

素直な心で、素敵だな、キレイだな、好きだな、などと思える石を選ぶことが、石のパワーを取り入れやすい一番のポイントです。

効果や石の言い伝えは、遡ってみれば人が決めたことです。天然石や鉱物は、言い伝えられてきた以外のエネルギーもそのパワーの中に持っている可能性があります。

知識の枠に囚われず、感覚を大切に見極めていくと良いでしょう。

また、同じ種類の石でも、個体差はあります。ブレスレットやネックレス、原石など、デザインやアイテムによっても受ける印象が異なる場合があるでしょう。

この石はこの効果があるはずだから私には必要だ、などと限定せずに、興味を引かれるものを選ぶことで、そのときに一番必要なエネルギーを得ることができるはず。

石に限らず、食べ物や飲み物、様々な縁に至るまで、自分の心が必要とするものが、自分に必要なものであることが多くあります。

他の誰でもない、生まれてからずっと一緒の自分自身の感覚を信じて、選んでみるといいですね。

この記事をSNSでシェア!