願いを成就したい時、ここぞという場面でビシッと決めたい時など、背中を押してくれたり、勇気やパワーを与えてくれる小さなお守り、パワーストーン。
自分のこれまでの頑張りや持っている才能、力は信じているけれど、それをもう一歩底上げしてくれる気がするここ一番の時の大きな味方です。
そんなパワーストーンの力を最大限に引き出し、自分の力にするためには、正しい使い方をしているかどうかは気になるところです。
パワーストーンを購入しようと店やインターネットのショップサイトを見てみると、石の種類や意味合いの他に「男性用」「女性用」と書かれていることがあります。
男性だって女性だって、恋愛には必死になるし、仕事や勉強で願掛け、お守りグッズに頼りたくなることもありますよね。
なのにどうして男女別と書かれているのか、これは非常に気になるところです。
男性が女性用のものを身につけたらどう作用するのか、はたまた女性が男性用をつけたら効果がないのか、性別によるパワーストーンの区別がある意味について考えてみましょう。
男女別といわれる意味と効果の違い
天然石は地球の産物であり、自然の力を秘めている鉱物です。
それを持つ人間側も、自然のエネルギーを取り入れやすいよう心を開き、石やアクセサリーを選ぶ段階で、その効果やそれを持つと良いとされる条件を押さえておくことは大切なこと。
ひらめきやインスピレーションも活かし、自分に合う石を選んで効果を引き出したいものです。
条件のひとつに男性用、女性用という区別があります。
すべてのパワーストーンに通じるわけではありませんが、石の持つ力にとってどちらに向いているかが分かれることがあるのです。
ただし、この男女別はデザイン性、あるいはただ単にサイズの問題である場合もありますので、説明を聞いたり読んだりしてその違いを確認する必要もあります。
デザインやファッション性、形状以外の男性用女性用の区別をされている場合というのは、主に石の持つ意味や効果によるものが多くなります。
例えば恋愛問題を解決したい、恋を成就したいという場面であっても、どんな自分を相手にアピールしたいか、どんな行動を相手に期待するかによって選ぶ石は違ってきます。
また同じように外見を美しくし異性の気を引きたいと言っても、大抵男性は力強く頼りがいがあるように見せますし、女性は華やかさや明るい魅力を引き出す石を選ぶことが多いでしょう。
それによってやはり、選ぶべきものは違いますし、着ける場所も変わるのです。
同じ石を身につけるとしても、アクセサリーの種類が変わる場合もあります。
異性用のパワーストーンを付けているとどうなる？
それぞれに違ったパワーを持つ天然石ですが、パワーを及ぼす方向性もまたそれぞれに違いがあります。
それでは、男性用のものを女性が持ったり、女性用を男性が持ったりすると一体どのような反応が起こるのでしょうか？
基本的に天然石は、人間や生物に悪い影響を与えるものではありません。
ましてやお守りとしてのパワーストーンは良いエネルギーを反映させるものですから、悪いエネルギーを出すことはないでしょう。
「異性用」のパワーストーンアクセサリーの使用は、そのときのその人に必要であれば、「有効」というのが結論です。天然石は決して性差別をするわけではありません。
自然の摂理として、「そのときのその人」にとって、向き不向きがあるということです。
効果があまり感じられない、石に対してあまり愛着がわかないという時には、その石の性質について一度調べてみてもいいかもしれません。
異性用とされているのにも関わらず、それに惹きつけられて思わず手に取ってしまうということもあります。これは自分の体や心がそのパワーを必要としているからです。
その場合は自分のスピリチュアルな感性を大切にして素直に従っても大丈夫です。
異性のものをしても悪いといわれる効果が現れることはありませんから、安心して手に取ってみてください。
男性性、女性性を象徴する石
漠然と男性用、女性用のパワーストーンアクセについて検討してきましたが、今度は具体的にどんな石がそれぞれあるのか、どんな石が合うのかを考えていきます。
この中から自分の叶えたい願望やなりたい自分に合った石を選ぶと、石と自身の力が相乗効果となり、よりパワーアップすることでしょう。
男性の力を活かし、効果を発揮するものの代表的なものに、ヘマタイトやオニキスがあります。男性的な力強さや勝負運、仕事運を司る石です。
硬質な輝きを持ち、見ていると精神力を高め、落ち着いた安定感を感じられます。
女性用としては、インカローズやムーンストーン、アクアマリン、ローズクォーツなどがあります。
柔らかな質感と神秘的な輝きが女性の美しさを引き出します。
特にムーンストーンやアクアマリンは女性の生理や妊娠などを司る石でもあるため、女性は自然と惹かれることが多いようです。
石の持つそれぞれのカラーにも意味があります。
身に付けそばに置いて、常に目にしていることで、色自体にもヒーリング効果があることが感じられるでしょう。
赤は勝負や戦いのための力をみなぎらせ、白は落ち着きや清浄化といったように、色の持つエネルギーは様々です。
石の意味や効果がわからない場合には、色の与える印象を大切にして選んでみることもおすすめです。
パワーストーンには、それぞれに効能や得意分野があります。
自分が特に必要としていない石を持った場合、効果が十分に感じられない、といった気持ちになることもあります。
男性用、女性用の区別やどういう人が持った方がいいかという条件のある場合は、自分に合うかどうかの判別基準のひとつにし、自分の求める石を心の声に従って探しましょう。
