「身に付けていたパワーストーンが割れて修復ができなくなってしまった」
「もう着けなくなった」
「他の石が気になるようになった」
このように、パワーストーンとのお別れする理由は、人それぞれ異なります。
しかし、願いをかけて身に着け、自分を守っていてくれたものを、無造作にゴミ箱へ捨てるのがためらわれるという方も少なくないようです。
そこで今回は、パワーストーンを処分する方法をいくつかご紹介していきます。
ぜひ心残り無く、すっきりとお別れができる方法を探してみてくださいね。
処分の前にするべきことは「浄化」
パワーストーンを処分する前には、きちんと浄化をすることが必要だと言われています。
長く使ってきたパワーストーンならば、普段から石のパワーを取り戻すために浄化を行っていたという方もいるでしょう。
処分する前には浄化をすると共に、これまで自分を守ってくれた石に対して感謝の気持ちを込めることで、より新しい幸運を引き寄せていくことができるかもしれません。
処分する前の浄化方法
ではここからは、処分する前の最適な浄化方法について見ていきましょう。
・月光浴や太陽光浴での浄化
まずはパワーストーンを流水で流し、太陽光で半日から一日程度日光浴をさせます。
通常の浄化では石が劣化してしまう可能性があるので、あまり使われない浄化方法ですが、もう使用しない石のエネルギーの浄化としては、この方法が最適で簡単です。
・天然塩やセージやパロサントを使った浄化
天然塩やセージを用いた方法もあります。セージでの浄化のやり方は、お皿の上でセージを燻し、その煙をパワーストーンに30秒~1分程度当てるという方法です。この方法では煙が出るため、換気ができる環境で行いましょう。天然塩で行う場合は、海水程度の塩水を作り、一晩休ませます。このように、処分前に浄化方法はたくさんあるので、自分が最もやりやすい方法を選択するといいでしょう。
パワーストーンの処分方法
ではここからは、パワーストーンの処分方法について見ていきましょう。
理想的な処分法方は「自然に還す」
最もよいパワーストーンの処分方法は、自然に還すことだと考えられているようです。
パワーストーンは元々自然物であるため、そのサイクルに戻してあげるのは理想的でしょう。しかし、現代社会では川や海、山などに大きな石や大量のパワーストーンを廃棄すれば不法投棄とされてしまいます。また、自然に還したつもりの石が誰かに拾われ持ち帰られる可能性もあります。そのため、最近はなかなか実行できない方法ということができるでしょう。
また、土に埋めるという方法もありますが、場所によっては勝手に埋めることが違反になってしまうこともあるようです。もし土に埋めて自然に還したいと思うのであれば、自宅の敷地内、もしくは自分が所有する土地に埋めるようにしましょう。
パワーストーン専門店で相談をする
どうやって処分したらいいか分からないと感じる場合には、購入店に手放す方法を尋ねてみるのも一つの方法です。専門店の中には、石を引き取って神社で供養を行い、その後処分してくれるところもあります。
ちなみに、神社ではしめ縄やお札、一般的なお守りの焚き上げは行われていますが、石の浄化や供養は受け付けていない場合が多いようです。パワーストーンのような天然石は焚き上げしても燃えずに残ってしまうため、神社側は処分に困ってしまうようです。そのため、断りもせず勝手に納めることは避けましょう。どうしても神社で供養したいと考えている方は、直接問い合わせをして供養をお願いできるか確認されることをおすすめします。
一般ごみとして捨てる
アクセサリーなどに使われているような小さな石の場合、燃えないごみとして捨てられることもあるようです。現代社会の家庭では、この方法での処分が最も多いのではないでしょうか。ただし、お住まいの地域によっては石の分別方法が明らかにされていない場合があります。その時には、環境事業所などのごみ処理を担当する場所へ分別方法を尋ねましょう。
また、ブレスレットやストラップ状になっているパワーストーンには、金具やゴムなどが使われているケースが多いので、分解して分別して廃棄しなければいけませんので、注意しておきましょう。 一般ごみとして処分する場合でも、布や紙に包んで感謝の気持ちを込めて手放すことをおすすめします。できれば白くきれいな未使用のものを使い、丁寧に包んでこぼれ落ちないようにしましょう。その際には、少量の天然の塩とともに包んであげるとよりよいと考えられているようです。
処分方法はどれをとっても構わない
パワーストーンの処分方法はたくさんの種類がありますが、最もよいのは自分が最善だと思う方法です。石との付き合い方はもちろん、お別れもご自身の気持ちで行われるものなので、感謝の気持ちを込めてスムーズにできる方法を選ぶようにしましょう。ただ、周囲に迷惑をかけないように、事前に必要な確認をすることも重要です。
まとめ
パワーストーンを処分する際は、感謝を込めた浄化を行い、自然に還す、専門店に相談する、または一般ごみとして丁寧に捨てるなど、自分に合った方法を選びましょう。