いつも自分を守ってくれているパワーストーンのアクセサリーが突然ちぎれた時、不安になるのは当然のことです。何か不吉なことが起こる予兆ではないかと心配する人も多いのですが、実はあまり気にする必要はありません。
諸説ありますが、パワーストーンのブレスレットに使われているゴムは1年程度で劣化します。単純にゴムの寿命が来て、ちぎれてしまうケースも多いのです。長くブレスレットを使い続けるためには、定期的にブレスレットのゴムを交換するのが理想です。
パワーストーンのアクセサリーがちぎれたら
エネルギーの役割が終わったサイン
パワーストーンがちぎれるのは、持ち主に必要なエネルギーを十分に与え、その役割を果たした可能性があります。アクセサリーが切れた時、石に感謝の気持ちを伝えることが大切です。
浄化を行う
石がエネルギーを使い果たしたかもしれないため、浄化をしてリフレッシュさせましょう。浄化方法には、セージを焚く、月光浴を行う、クリスタルクラスターに置くなどがあります。
修理や再組み立て
再び使いたい場合は、新しいゴムや糸を使って修理や再組み立てを行います。専門店に修理を依頼するか、自分で手作りキットを使用することも可能です。
新たな用途に活用
アクセサリーとしての役割を終えた石は、別の用途で活用することもできます。お守り袋に入れて持ち歩いたり、インテリアとして飾ったりすることで、引き続きその力を得られます。
自然に返す
石に感謝を伝え、自然に返すという選択肢もあります。川や庭など自然の場所にそっと戻すことで、石が新たな旅を始めると言われています。
ポリウレタン製ゴムの特徴とブレスレット修理のコツ
◆ ポリウレタン製のゴムについて
ブレスレット用のゴムはパワーストーンを購入できるお店で売っていることもありますが、手芸店でも購入できます。ブレスレット用のゴムには、ポリウレタン製とシリコン製があります。
ポリウレタン製のゴムの特長は、多重巻きができることです。ブレスレットがちぎれた時に、大切な石があちこちに飛び散ってしまった経験がある人も多いはずです。ポリウレタン製のゴムを多重巻きにすることによってゴムの耐久性が増し、万が一ゴムがちぎれた時にも飛び散りを防いでくれます。多重巻きは耐久性がありますが、ゴムだけでは強度が弱くなるので、ワイヤーで補強するようにしてください。
◆ ワイヤーの通し方
ワイヤーの通し方は簡単です。まず多重巻きにしたゴムにワイヤーをひっかけるようにします。次にそれを石に通して、結び目になる部分からワイヤーを引っ張ります。この時ワイヤーとゴムがばらばらにならないように、端はクリップで留めておくとスムーズに作業が進みます。ブレスレットの輪をくぐらせ固結びして、最後に余ったゴムをはさみで切れば完了です。
◆ シリコン製のゴムについて
シリコンゴムは裂けにくく、伸縮性に富んでいます。透明なのでクリスタル系統の石をブレスレットにする時に、石の透明さを邪魔しません。ただし、伸縮性が強い分、何かの作業の拍子にちぎれやすいのがデメリットです。ポリウレタン製のゴムと同様、ワイヤーで補強するとちぎれにくくなります。ゴムは5~10メートル単位で売っていることが多いので、1度買ってしまえば相当長くもちます。ただし、ワイヤーで補強したものであっても、日常生活の動作で劣化するので、半年~1年程度使ったらゴムを交換するようにしてください。交換作業も慣れてしまえば、数分で完了します。
パワーストーンを守るための補強方法とお店での修理依頼
◆ パワーストーンを購入したお店に修理してもらう
細かい作業がとても苦手な人や、どうしてもブレスレットがちぎれたことが気にかかる人は、パワーストーンを購入したお店に修理してもらいましょう。パワーストーンがちぎれたのは自分の身代わりになってくれた証拠とも言われているので、思い当たる出来事がある人は不安になるでしょう。パワーストーンのお店はスピリチュアル系のヒーラーや占い師が所属していることが多いので、修理を依頼する時に占ってもらってください。パワーストーンがちぎれたことに対する不安も解消されますし、パワーストーンに関するアドバイスも貰えるはずです。まだまだ数は少ないですが、パワーストーンを修理する時にエネルギーをチャージしてくれるお店もあります。スピリチュアル系に関心が高い人は、購入するお店選びにも気を配り、修理サービスのあるところで買うと良いでしょう。
切れたパワーストーンに感謝する方法:石との絆を深めるステップ
石を浄化する
浄化は、パワーストーンのエネルギーをリセットし、休息を与える行為です。セージを焚いたり、月光浴、クリスタルクラスターを使用したりして、石に感謝を込めて浄化を行いましょう。
感謝の言葉をかける
「今まで守ってくれてありがとう」「エネルギーを与えてくれてありがとう」など、シンプルな言葉で感謝の気持ちを伝えると、石との繋がりを感じることができます。
石を自然に返す
役目を終えた石は、自然に戻すことで新たなエネルギーサイクルが始まります。川や庭など、自然の一部にそっと返すと良いでしょう。
新しい形で活用する
切れた石を別の形で活用し続けるのも一案です。小さな袋に入れてお守りとして持ち歩く、家に飾るなど、感謝を込めて新たな役割を与えてあげましょう。
まとめ
パワーストーンや天然石が突然ちぎれた時、その意味と対処法を知ることは大切です。ブレスレットが切れるのは、石が持ち主を守り、役目を果たしたサインとも考えられます。まずは石に感謝の気持ちを伝え、浄化を行いましょう。
お気に入りのブレスレットであれば、新しいゴムやワイヤーを使って再び組み直すことができます。手作りキットを使って自分で修理するか、専門店に持ち込むと良いでしょう。
また、石を別の形で活用したり、自然に返す方法もあります。石との新たな絆を築くために、感謝の気持ちを込めた対応を心がけましょう。