"パワーストーンにはエネルギーが宿っているといいますが、全く同じ石の種類でも違った特徴を見せることがあります。
持っている人の考え方などにも左右されるからで、良いエネルギーを引き出すために、石を育てるのも楽しみのひとつなのです。
今回は、パワーストーンが持つエネルギーや、気の感じ方などを紹介します。
物質にはエネルギーが宿る
どんな物質にも何らかのエネルギーが宿っていると言われています。その物が運動状態にならない時に発生するもので、簡単に説明すると物質の分子が振動しているともいえます。
パワーストーンだけがエネルギーを持っているのではなく、この世にある物全てに存在しているのです。
私たちが日常生活で感じられるのが、自然にある物が発するエネルギーでしょう。
パワーストーンもそのひとつであると言われ、山に落ちている石でも魂が宿っていると感じることがあるとも言われています。
エネルギーをより利用しやすいのがパワーストーンで、それぞれの石が持つ個性を引き出すことができると考えられています。
天然石にパワーを与えるのは持ち主次第
いい加減な気持ちでパワーストーンを所有し、安ければ何でも良いと考えファッション性のみ追求すると、本来持っているはずのエネルギーが落ちてしまうと言われています。
逆に丁寧に気を入れ込むように作られた石は、その人のパワーが伝わるため、よりエネルギー量が増すのです。
エネルギーを与える方法は、誰でも練習すればできるようになりますし、石を所有する人の気持ち次第でも変えることができると言われています。
昔はシャーマンと呼ぶ人たちがパワーストーンの力を借りたり、日本でも新道の世界で実際に活用したりする実績がありました。
石にパワーを与えて上手く使えるのは何もすごい力を秘めた人たちのみではなく、普通の人も使い方ひとつで変わることができるのです。
意図を込める
天然石を持つ目的や願いを明確にすることが、石のパワーを高める手助けになります。例えば、恋愛運を高めたいなら、恋愛に関するポジティブな意図を込めましょう。
定期的な浄化
天然石は、周囲のエネルギーを吸収するとされているため、定期的に浄化することが必要です。水晶クラスターやセージ、月光浴などが一般的な浄化方法です。
感謝の気持ち
石に対して感謝の気持ちを持ち続けることで、良いエネルギーが循環しやすくなります。
ポジティブな心
持ち主の気持ちや状態が、石に影響を与えることがあるため、ポジティブな心で接することが重要です。ネガティブな感情を持つと、石のエネルギーも乱れると考えられています。
エネルギーを高める天然石の選び方
天然石にはそれぞれ個性と別々のパワーがあり、全く同じ種類のパワーストーンでも特徴が異なっています。
そのため、自分が求めるパワーストーンを選ぶ時は、直感を信じると良いでしょう。
人と人にも縁があるように石と人にも出会いがあるため、相手が求めるパワーを秘めた石を自然と選ぶことができます。
まずお店に出向いたら、ぱっと見て気に入ったパワーストーンを手に取ります。
手に持ってみてしっくり来るようなら相性が良い証拠。
波長が合わない石は手に取ると嫌な感じがしたり、気に入らなかったりするなど、何かしらのサインがあると言われています。
相性の良い石はなれてくれば見ただけでもわかってくるもの。
石が持つエネルギーを無意識に感じ、自分が求めるパワーを引き出すと直感的に感じることができるからです。
天然石の持つパワーが分かりにくい方はオーリングテスト
まだパワーストーンを手に取ったことが無い人は、オーリングテストを採用する方法もよいでしょう。
このテストは物質がその人に合うものかを診断することができる方法で、その感じ方は指を使って自分でも行なうことができます。
オーリングテストのやり方は、まず正確に診断するために2人でやると良いでしょう。
診断側の人が人差し指と親指でOの形を作ります。反対側の手に診断する物を持ち、他の人にOの指が離れるか試してもらいます。
体に合わないものや悪いものは指が簡単に離れるのに対し、相性が良いものは、なかなか指が離れません。
お店に行ったら気になるパワーストーンを手に取り、オーリングテストでの感じ方で診断してみましょう。
パワーストーンのエネルギーの特徴
パワーストーンにエネルギーがあるといっても、何でも叶えてくれる魔法の石ではありません。
持っている人の潜在能力を引き出したり、パワーを増幅したりするヒーリング作用があると考えられています。
持ち主がネガティブなパワーを持っていると石も力を発揮できませんが、心や体が疲れているときなどにはヒーリングが役立ちつでしょう。
そしてその人が持つ元々のパワーを増幅させたり引き出したりするために役立つのです。
東洋医学でも人には気というエネルギーが流れていると考えており、これが乱れると病気になると言いわれます。
気は目に見えないものですが、病気・元気・勇気など私たちの心を表現する言葉には「気」が含まれており、知らない内にそのエネルギーを感じていることでしょう。
パワーストーンは気に対して働きかけるもので、自分との相性を考えながら上手く使うと良い効果をもたらすと言われています。
自分の気の流れを理解しよう
パワーストーンの効果を知るために、東洋医学でいう気の流れを自分で体験しましょう。
この世にある物質や人間はエネルギーが流れており、自分の気を感じることができるとパワーストーンのエネルギーも感じられるようになります。
やり方はとても簡単。手のひらをくっつかない程度にあわせ、意識を集中させるだけです。
何か温かいもの、ピリピリしたものなど気を感じることができるようになります。
同じようにパワーストーンからも気のようなエネルギーが出ており、手のひらを少しずつ近づけると何か変化を感じられるはずです。
自分のパワーストーンと気の感じ方が分かれば、より身近で親しみやすいものに変わるでしょう。
パワーストーンのエネルギーというものが何となくわかったのではないでしょうか?人間も石もどちらも「気」を持っており、相性が良いものほどパワーを引き出せるのです。
パワーストーンのヒーリング効果:心身を癒す天然石の力
アメジスト (Amethyst)
- 効果: 癒しと浄化、精神安定
- 詳細: アメジストは心の平穏を保ち、ストレスを軽減する効果があります。瞑想やリラクゼーションにも適しており、精神をクリアにし、直感力を高めるとされています。
ローズクォーツ (Rose Quartz)
- 効果: 愛と自己愛の促進
- 詳細: ローズクォーツは愛の石として知られ、心の傷を癒し、自己愛や他者への愛情を深めるとされます。人間関係や恋愛運を高め、感情の安定をサポートします。
ラピスラズリ (Lapis Lazuli)
- 効果: 真実と自己表現の促進
- 詳細: 古代から神聖な石として扱われてきたラピスラズリは、直感力や自己表現力を向上させ、真実を見極める力を与えると言われています。また、ストレスを和らげ、心のバランスを取る効果もあります。
まとめ
パワーストーンや天然石は、それぞれ独自のエネルギーや波動を持ち、持ち主に癒しや心身のバランスを与えると信じられています。石に触れたり身につけたりすることで、その波動を感じ取ることができ、石ごとに異なるヒーリング効果が期待されます。たとえば、アメジストは精神の安定を促し、ローズクォーツは愛情や自己愛を深めるとされています。また、石に意図を込めたり、定期的な浄化を行うことで、その効果を最大限に引き出すことができ、日常生活にポジティブな影響を与えるでしょう。