透明度の高いオリーブ色をしたパワーストーンのペリドット。明るくおだやかなその色合いは身につけていても眺めていても気持ちを明るくしてくれそうです。
身につけることで心に希望を与え明るい未来を導くとされるペリドットですが、他にはどのような作用があるのでしょうか？またこの石はこれまでどのように扱われてきたのでしょうか？
この石の特徴
ペリドットを形成する成分は、隕石と同じものといわれています。隕石とははるかかなたの宇宙から地球上とやってくる石や岩のことで昔の人々は太陽からやってきた石としてあがめていました。
また、夜の暗闇の中でも緑色に光り輝くために「イブニングエメラルド」という別名ももっています。そして石自体は比較的丈夫で強いため、あらゆる方法での浄化が可能です。
作用・効果
暗闇の中でも輝きを放つペリドットは、不安や恐怖などマイナスのエネルギーを取り除き、持ち主を守る役割を果たしてくれるでしょう。そして明るい希望と勇気を導き、ポジティブに生きるサポートも。もしネガティブな思考におちいりやすいときにはペリドットを身につけて、明るく輝く太陽のパワーをいただきましょう。太陽の明るい光に照らされれば、辺りは次第に明るく暖かくなることからも、いつも身近なところにペリドットがあることで前向きな力を受け取ることができるはずです。
また、あなたを内側から輝かせる働きもあるため、魅力を高め異性へのアピール力も高まります。また、知性にも関わりのある石で知恵を授け分別を与えるとの作用も期待できます。
また、夫婦愛という宝言葉も持っている石なので夫婦円満の作用もあるとされます。この石がお互いのマイナスエネルギーを浄化して明るい未来を見据えることができるように働くため、いつまでも仲良く前向きな生活をすることができるでしょう。
ペリドットの歴史
和名では「かんらん石」と呼ばれますが、この「かんらん」はオリーブから来ているといわれます。そして「ペリドット」はギリシャ語で「黄金石」を意味しており、そのイメージからも古代エジプト王朝では国家の象徴であった「太陽神」に見立ててあがめたとの言い伝えもあります。また、闇夜の不安や恐怖を暗闇でも輝くペリドットと金を一緒にした護符をもつことで取り除き、マイナスのイメージから身を守るとも信じられ行われました。
それから、十字軍遠征のときに持ち帰られたペリドットをローマ人たちはその美しさから、教会や聖堂の装飾品として用いました。現在もケルン大聖堂には大きなこの石が残っています。
ちなみに知性を高める面では、中世ドイツの女性神秘家ヒルデガルトが心臓にペリドットをあてると作用があるとしそれを認めたとされています。
このような方におすすめ
日常生活のなかで、つい不安にかられたり、ネガティブなイメージを持ったりしてしまいやすい方は、ペリドットを身につけてみましょう。毎日のなかで少しずつ蓄積していくストレスを軽減し、明るい気持ちを育みやすくなることが期待されます。
また、物事を進める途中で失敗し、くじけたときにもこの石は希望と勇気をくれるので、立ち直ってまた道を歩み続けることができます。これが夫婦関係であった場合にも、この石を夫婦一緒にもっているといつまでも仲良く円満に過ごすサポートをしてくれるでしょう。
知性をアップさせたいならネックレス
中世ドイツの女性神秘家ヒルデガルトによると、心臓にあてることでその作用を発揮するということなので、より心臓に近い場所につけることができるアクセサリーを身に着けてみましょう。
パワーストーンの大きさや他の金属や石と組み合わせたネックレスなど、種類は豊富にありますのでお好きなデザインのアクセサリーを選んでみてはいかがでしょうか？
◆ ペリドットを使用したネックレス
マイナスイメージを明るく照らして希望ある未来へと導く石
太陽からきた石とも呼ばれるパワーストーンなので、マイナスの気持ちをその明るさによりふきとばし希望のある未来へとあなたを導いてくれる事を期待しましょう。そして前向きな思考をできるようになれば自然と内側に秘められた魅力は輝き、その結果異性をひきつけることにもなります。そのうえ、内面の充実は知性を高めることにも役立つでしょう。
ネガティブな気持ちをポジティブに変え、あなたの魅力を大きく引き出すサポートをするのがこのパワーストーンの力とされています。カップルでまた夫婦で一緒に持っていれば、二人の将来も明るいものになることでしょう。
