石をクリーンにする方法はいろいろあります。パワーストーンにはそれぞれ特性がありますので、浄化方法においてもそれぞれの石に適した方法で行うことが大切です。
選択が正しくても、方法を守って行わなければクリーンな状態にならなかったり、石に負担がかかったりすることもあります。時間、用意するものなどに注意して、正しい方法で行うことが重要です。
パワーストーンの浄化の重要性
◆ 水による方法
水道水を流し、石を流水にさらします。少量の水で大丈夫です。時間としては1時間程度が目安となります。また、容器に水を溜めてその中に石を置いて一晩おいておく、という方法もあります。よりクリーンな状態にしたい場合には、水の中につけておく方法もいいでしょう。終わったら、やらない布で水分を拭き取ります。
水に弱いとされているアズライト、アンバー、ロードクロサイト、カルサイト、ギベオン、金、クリソコーラ、コーラル、スギライト、セレナイト、ターコイズ、パイライト、パール、ヘマタイト、マラカイト、ラピスラズリなどはこの方法は避けるようにしましょう。また、金属などで加工されているものは、長い時間水にさらすと劣化の原因になるので注意しましょう。
◆ セージによる方法
お香の煙にパワーストーンをくぐらせる方法です。煙が石のすみずみまで行き渡るようにしましょう。手軽に行えることと、多くの石に利用できる方法なのでこの方法を選ぶ場合も多いです。部屋をクリーンにすることもできるので、環境の浄化にも役立ちます。
長時間くぐらせていると、たまに石が変色することもあるので注意しましょう。
◆ 日光浴による方法
太陽の光を石に直接当て、太陽の気を吸収させます。日の出から午前中、特に10時までの太陽がパワーを持っています。または日の当たる窓際に置いておくだけでも効果があると言われていますが、日没と同時に取り込むことを忘れないよう注意しましょう。
太陽の光に当てる時間は10分程度、もっとクリーンにしたい場合は1~3時間程度にしましょう。必要以上に直接太陽の光を当てると、劣化の原因になります。
アクアマリン、アメジスト、アンバー、ロードクロサイト、エメラルド、オパール、シトリン、スモーキー・クウォーツ、カラー・トルマリン、パール、ヒスイ、フローライト、ラリマー、ルビー、ローズクウォーツなどが色あせしやすいので日光浴は避けた方がいいでしょう。
◆ 月光浴による方法
月の光を石に当てる方法です。新月以外、特に満月の月には強いパワーが秘められていると言われています。月の光が当たる窓際に置いておきましょう。
ムーンストーン、モルダバイト、ラブラドライト、ギベオン、テクタイトなどのパワーストーンにお勧めの方法です。
◆ 水晶による方法
強力な浄化作用を持つ水晶の上に石を乗せたり、そばに置いておく方法です。一晩から3日程度で十分です。ほぼすべての石に利用できる方法。
特にクラスターはあらゆる方向に先端が向いているので、多方面にエネルギーを放出し、その場の空間をクリーンにしてくれると考えられています。
◆ 音による方法
◆ 土による方法
浄化は長時間必要?
それぞれの浄化方法によって目安となる時間はありますが、必ずしもその時間が適切とは限りません。とても石が疲弊しているようであれば、長時間の浄化が必要になる場合もあるでしょう。
また、少しの時間でクリーンになることもあると言われています。それを判断するのは自分自身です。石を見て、十分元気になった、キレイになった、と感じたらそれ以上の時間は必要ないでしょうし、まだ石にエネルギーが十分行き渡っていないと感じたらもう少し時間をおいてもいいでしょう。
また、石の浄化は1~2ヵ月に1度、行うことをお勧めします。