Haleakala National Park（ハレラアカラ国立公園）とは
Haleakala National Park （ハレアカラ国立公園）は、１９８０年に生物圏保護区に指定された公園で、最初公園は、マウナロア火山・キラウエア火山とともに、ハワイ国立公園となりましたが、１９６１年にはHaleakala National Park （ハレアカラ国立公園）として独立したそうです。
マウイ島の南東部に位置し、公園の広さは、118 ㎢ と広大で、世界最大の休火山であるHaleakala Volcano （ハレアカラ火山）は、マウイ島で一番高い山（標高3055M）ですが、山頂までは車で行けるそうです。
このHaleakala National Park （ハレアカラ国立公園）を代表する火山で、古代ハワイアンたちが強力なパワースポットとして信じてきたのだそうです。
最後に噴火したのは、１７９０年頃で、まだまだ活発な火山らしく、今は休火山でも、今だ噴火する可能性もあるようです。
山頂からは、直径11.25 km、幅3.2 km、深さ約800 の広大なHaleakala Crater（ハレアカラ・クレーター）が見渡せ、あのあまりにも有名な映画、「2001年宇宙の旅」のロケ地としても知られています。
山頂は昼間でも寒く、夏でも10度を下回る寒さとなるそうで、防寒着は是非必要なのだそうです。
また、珍しい高原植物が生息する場所としても有名で、銀剣草（ギンケンソウ）という、マウイ島とハワイ島の火山、そしてヒマラヤ山中にしか生息しないという、世にも不思議な希少な高山植物が見られます。
開花した銀剣草（ギンケンソウ）を見れるのは極稀で、この植物、20年に一度しか咲かず、しかも一生に一回しか開花せず、一度開花すると枯れてしまうのだそうです。
その銀剣草（ギンケンソウ）を見れると幸運になると言われているそうです。
なんとも情熱的な植物ですね…。
Haleakala Volcano（ハレアカラ火山）とは
Haleakala（ハレアカラ）とは、ハワイ語で、『太陽の家・太陽の住む家』という意味だといわれています。
この山頂から見る日の出（サンライズ）は、得も言われぬ美しさで、ため息の出るような光景だそうです。人生観が変わるとも言われていますよね….。
やはり、この山の傾斜が特別に緩やかで、底面席が広いそうで、その山脈の形状も手伝ってか、素晴らしい日の出が拝めるようです。古代ハワイアンたちが、ため息をついてこの日の出をおがんだのもうなずけます。
だからこそ、太陽のエネルギーが宿っていると言われる所以なのかもしれません。
古代ハワイアンたちにとってこのHaleakala （ハレアカラ山）は、強いエネルギーとマナを感じるスポットなのです。
山頂まで来るまで一気に登ったら、雲海が身の下に広がり、そこに太陽の光が反射し、いろいろな色に変貌していくそうです。
ハワイ島（ビッグ・アイランド）のマウナ・ケア火山とマウナ・ロア火山も雲海の彼方に見えるほどです。
美しすぎる雲海と日の出。別世界にいるような感覚。ハワイ語で『太陽の家』と呼んだのもそのせいですね、きっと….。
たくさんのハワイアンの神話があるそうです。
その神話の一つに、半神半人のマウイという神が、1日を長くしようと考えて、太陽をこの場所に閉じ込めて沈ませなくしてしまったというのが、ハレアカラ公園に代々伝えられる伝説だそうです。
ハレアカラのパワー
ハレアカラ山頂から見る星空は、それはそれはこの世のものとは思えない次元の美しい星空だそうで、星座観測としても有名です。
Haleakala Observatory（ハレアカラ天文台）は観測を邪魔する大気や水蒸気の影響も少ないので選ばれた好条件の、世界一星空が美しい場所だそうです。
ハレアカラ山頂から見る星空は、これでもかというくらい空に星たちがひしめき合っており、一瞬星ではなく満点の星空を見た瞬間、星空から宇宙のど真ん中に立っているのでは？と勘違いしてしまうほどなのだそうです。（吸い込まれないように注意して！）
星座だけでなく、大気も空気も、日の出日の入りの太陽も、単純に人生観をガラリと変えてしまうほどのパワーが、ハレアカラ山にはあるようです。
だから植物たちも不思議な生体をしています。
ここを訪れたら、必ずマナーを守りましょう。
植物や石など絶対に持ち帰らないように….。
Haleakala National Park（ハレラアカラ国立公園）の場所
Haleakala National Park
場所： Haleakala National Park, Kula, Hawaii 96790
カフルイ空港から車で約1時間
Haleakala National Park 公式サイト
