ワイメア・バレー(Waimea Valley)
ワイメア・バレー(Waimea Valley)は、オアフ島ノースショア、ハレイワの近くにある、大自然に恵まれた自然公園です。
アメリカのTVドラマ「LOST」のロケ地でも有名ですね。
Valleyというからには、“渓谷”なんですが、滝あり、渓谷有り、森林と植物園、小動物、それはそれは、緑豊かな大自然のパノラマです。
広さはなんと229万坪、1875エーカーにも及びます。
何と言っても、この自然公園の中のワイメアの滝、ワイメア・フォールズ(Waimea Falls)が有名ですね。
今はもう無くなってしまいましたが、ここでの滝壺の飛び込みのショーやフラダンスショーが有名でした。
広大な敷地内は、一日中でも遊んでいられるほど魅力的で雄大な大自然の公園であり、世界各国からの観光客に人気のスポットです。
公式HPを見ると、これからの時期、クリスマスコンサートや、ルアウなどのチケットを販売しており、色々なイベントが予定されているのがわかります。
Waimea(ワイメア)とは、ハワイ語で「赤い水」の意味だそうで、ハワイ独特の粘土質の赤土で造られた、このワイメア・バレー(Waimea Valley)の渓谷は、まさに「グランドキャニオン」のような景観です。
ワイメア・バレー(Waimea Valley)の歴史
ハワイの歴史を語る上でも、このワイメア・バレー(Waimea Valley)は外せません。
古代ハワイアン達が祭事に奉ったヘイアウ(ハワイの守護神・豊穣の神Lono・ロノが祀られている)が、この公園の駐車場の横に再現されています。
ワイメア・フォールズ(Waimea Falls)は、古代ハワイアンの位の高いカフナ(霊力者、僧侶、祈祷師)が、病気を癒やす為に祈祷を行った場所で、別名「カフナの渓谷」と呼ばれていたそうです。
11世紀頃、その時のオアフ島の支配者より譲り受けた場所でした。
ワイメアの滝、ワイメア・フォールズ(Waimea Falls)は神聖な滝で、そのカフナ達が病気を治癒する滝と言われました。
今ももちろんスピリチュアルな大気が流れる場所ですが、水自体はあまり綺麗ではないそうです。
12mの落差のあるその滝ワイヒ滝 (Waihi Falls)までのトレイル(ハイキングコース)は公園の入り口からは30分ほどですが、この滝にはいろいろな興味深い話も有り、ライフガードもいるそうです。
安全面には十分気をつけたほうが良い、ということでしょうか。
スピリチャルなパワーが溢れる場所
タロイモの生息地であった、この雄大な大自然の土地には、植物、鳥類、昆虫とあらゆる生物が生息しています。
タロイモが生息する地は、清らかな水に恵まれている、と言われています。
古代ハワイアン達の集落が栄えたのは、そのせいでしょう。
栄えたのには、そういったパワーが手伝っています。小動物や、植物が安心して住める環境には、もちろん私達人間にだって絶大な効果があります。
毎日街に住み、騒音や排気ガスに囲まれて生活していると、人々の気持ちも汚染され、ギスギスしたストレスが渦巻いています。
そんな中で、強運や幸運は近寄ってきてはくれないのです。
カフナが病気を治療したこの地には、やはりマナ(mana)に溢れているのでしょうか。
この大自然の森林浴もでき、マイナスイオン溢れるミストの大気は、心も身体も(お肌も?)きっと潤してくれるでしょう。時々時間を作って訪れてみることにします。
◆ ワイメア・バレー・パーク(Waimea Valley Park)
入園料は、一般大人$13(4~13才未満)、学生$12(ID要)、子供$8(4~12才まで)、シニア$12(62才以上)、団体割引$12(大人10名以上の場合)
カマアイナ料金やミリタリー料金は別料金
園内では無料のガイドツアー(英語)もあり、有料のカート(入り口~滝壺まで)もあり、まるでサファリパークのようで、楽しいし、風がとても心地良いです。
亜熱帯植物や、トロピカルフラワー、フルーツや、野鳥(孔雀も)見られて、ディズニーランドのジャングルクルーズのようですね。
園内には、ギフトショップやスナックショップも在ります。ここでのウェディングも予約できます。
車で来られた方には、有料の駐車場も在ります。
車で行く場合は、HフリーウェイをWest方面に走り、Exit8A(Waimea/Mililani)で降りたら、#99のKamehameha Hwy(カメハメハ・ハイウェイ)の乗り、ノースショアまで。
左手に「Waimea Beach Park」とサインが見えてきます。1時間30分ほどかかります。
The Busの場合は52番(アラモアナセンターから)ですが、2時間位かかります。レンタカーを借りて行くのが良いかもです。