パワーストーンは定期的なお手入れが必要？
願い事をかなえるサポートや持ち主に力を貸してくれると言われるパワーストーンですが、いつも身につけるためには、お手入れをする必要があります。パワーストーン自体には波長があり、不思議な力が宿るとされていますが、何もしなくても効果を発揮するものではありません。持ち主と波長が合うがゆえに、マイナスパワーをため込んでしまうという可能性もあります。
浄化をすることで本来の力を取り戻す
パワーストーンをいつも身につけていると、持ち主のマイナス面の気持ちやパワーが少しずつ石に蓄積されていきます。そういったマイナスパワーばかりがたまってしまったパワーストーンに願いを込め、サポートしてもらっても、良い効果は期待できないでしょう。再び持ち主を支え、願い事の成就に力を貸してくれる状態にするために、必ず「浄化」というお手入れを行って、石に入り込んだマイナスパワーを取り去ってください。
いくら強く願っても、肌身離さず持ち歩いていても、負の力をリセットさせるお手入れをしなければ力を保ち続けるのは難しいと言えるのです。
浄化方法はどれでも構わない
パワーストーンを浄化し、再び力を取り戻させる手段にはあらゆる方法がありますが、ご自身が行いやすい手段を選んでいただいて構いません。自分の中でピンときたものが石にとってもぴったりの浄化方法と言えます。
◆ セージを焚く
セージはハーブの一種であり料理にも使われていますが、ここではセージの中でも最も崇高と言われる「ホワイトセージ」を乾燥させたものを使います。
まず、耐熱性の灰皿などのような容器を用意し、そこへセージの葉を１～２枚おいて葉の先端に火をつけ一度消して煙を立ち上らせ、細く出てきた煙にお持ちのパワーストーンをくぐらせることで浄化します。この時、大体数十秒くらいかけて石をくぐらせてください。
全体をくぐらせ終えた後は、きちんと火を消すために葉と燃えかすに水をかけてから片づけ、煙をくぐらせたアクセサリーや石は柔らかい布で優しく拭きます。セージを焚いた時には割と多めの煙がでるため必ず換気の良いところで行い、燃えやすい物が周りにないか気を付けておきます。
ちなみに、乾燥させたホワイトセージは、古くからネイティブアメリカンの聖地で行われる集会や、神聖な儀式の際の浄化に用いられてきたものです。湿気に弱く、外気にふれる状態で保存しておくとすぐにしけてしまいますので、購入した時の袋はきちんと閉じておき、乾燥剤があれば入れておくといつでも焚きやすい状態のままで保存ができます。
◆ さざれ石に載せる
さざれ石とは細かい石のこと。容器をさざれ石で満たしその上に愛用のパワーストーンを載せることで、負の力を浄化しリセットさせます。さざれ石の種類はさまざまであり、例えば、アメジスト・タイガーアイ・ローズクウォーツ・水晶・ラピスラズリ・マラカイトなどがありますが、浄化には特に水晶が向いています。
同じパワーストーンを用いるため、こちらも浄化が必要になってしまうのではと気がかりかもしれませんが、水晶には自浄作用があると言われるため、特別なお手入れは不要です。そうはいっても、次第に水晶の元気がなくなっているように感じられる場合には、浄化を試されることをおすすめします。この時はセージを焚いて煙をくぐらせる方法は難しいため、月光浴か流水を使ったリセットが行いやすいでしょう。
◆ 月光浴させる
名前のとおり月の光を使った方法であり、月の見える夜に窓際に愛用のストーンを置き、少なくとも１０～１５分程度は月の光を浴びさせます。特別用意するものはなく、見晴らしのよい窓がある場合には非常に行いやすい浄化方法といえるのではないでしょうか。
◆ 流水でリセット
アクセサリータイプにも行えますが、さざれ石タイプの浄化には特におすすめのリセット方法です。ざるなどに石を入れてそこへ水を流します。飾っておいた石にほこりがついた時や、汚れてしまった時にも有効。流水で洗い流して浄化し、その後タオルなど乾いた布で優しく水分を拭き取っておきます。
お手入れに必要なグッズの入手方法
パワーストーンを初めて使うという方は、浄化に必要なグッズをどう揃えて良いのかがわからないかもしれません。アクセサリーなどを購入した専門店で併せて浄化グッズが売られていることが多いため、店員に尋ねてみましょう。プレゼントで頂いたものや、お店が遠いところにある場合には購入店で手に入れることは難しくなりますが、お近くの石を扱う専門店もしくはネットショップの利用が便利です。例えば、ネットショップでは使いやすい「浄化キット」のようなものが売られていることがあります。それを利用すれば、ショップがおすすめするお手入れ方法をすぐに実践することができます。
願い事成就のためにもお手入れを欠かさない
パワーストーンは、願いを込めていつも身につけるものですから、その感謝の気持ちを伝えるためにもお手入れは欠かせません。また、石自体のパワーチャージだけではなく、副次的な効果として、お手入れをしている自分自身をリフレッシュさせることもできると言われています。
