生命エネルギーの充電場・ココ・ヘッド(Koko Head)/オアフ島東部のパワースポット


ココ・ヘッド(Koko Head)

東オアフ島のパワースポットは、まだまだあります。

あふれ出る生命エネルギーを感じさせるようなパワーが漲る地、ココ・ヘッド(Koko Head)は、ワイキキから東へ車で約3~40分ほどの場所にあります。

ダイアモンドヘッドを過ぎ、ハナウマ湾の方へ向かうと、ちょうどオアフ島の南東部にココ・ヘッド(Koko Head)の山があります。

今から1万年以上も前に火山活動で成形されたというこのココ・ヘッド(Koko Head)は、よく「ココ・クレーター」と間違われますが、ハワウマ湾を囲んで反対に南西に見える山が、「ココ・ヘッド」で、標高196mほどの小さい方の山だそうです。

ココ(Koko)とはハワイ語で、「血・血液」という意味

ココ(Koko)とはハワイ語で、「血・血液」という意味、そして「虹色」という意味もあるそうです。

ハワイは、何処へ行っても赤土の多い島ですが、水分を含んでいないときは、それほどでもない土色も、もちろん雨が降ると、地面の雨水は、みるみるうちに赤い水となって流れます。

きっと、ココヘッドも虹の出るシャワーのあるときは、あっという間に真っ赤な水が流れるのでしょうね….。と勝手な想像をしてしまいましたが、ココヘッドのココ(Koko)の名前の由来をご存じの方、是非教えてください。

赤土は火山灰に由来する粘土の一種だそうで、染料にも使われるくらい強力ですので、真白いT-シャツなど着てたら大変! あっという間に真っ赤になります。

ハナウマ湾にしても、ココヘッド、ココクレーターにしても、ダイヤモンドヘッドにしても、『ハワイの神話』に伝わる、火の女神「Pele(ペレ)」が、”聖なる大地のペレ”と呼ばれたように、このオアフ島の火山を操り、マグマを炎をたぎらせ、溶岩流を噴火させる、それくらいパワーの溢れた火山灰からなる粘土の赤土に、パワーの無い訳がない!と思わざるをえないのです。

ハワイの大地には、パワーが漲っているからこそ、このオアフ島やハワイ全体がパワースポットとさえ言われているのです。

ココ・クレーター(Koko Crater)

「ココ・クレーター」の方は標高368m、ハナウマ湾から見ると、北東に見える山が、火山のクレーター「ココ・クレーター」で、頂上に2つの噴火口があり、この周辺一帯の名前が、「ココ・ヘッド地域公園」といわれています。

ここには「ココ・クレーター植物園(Koko Crater Botanical Garden)」があり、プルメリアのシーズン(5月頃)には、様々な色のプルメリアが満開になります。

巨大なサボテンや、ブーゲンビリアなどの花も見られるこの豊かな地は、入園は無料、門や入り口もなく、自然の風景に溶け込んでいる植物園です。

因みに、このクレーターは死火山で、比較的新しい若い火山だそうですが、ここら辺一体の地形を見ると、オアフ島はハワイ島同様「火(火山)の女神ペレ」によって創造されたと言われています。

自然の火山噴火や溶岩によって作られた、このオアフ島の地形には、パワーが溢れ、ハワイアンの神々達の“マナ(Mana)霊力”が溢れています。

よく間違われる、「ココクレーター・トレイル登山道」は、米軍の軍事施設建設の為の物資をローカルの人々にも人気ですが、この「ココ・クレーター」の山頂に向かうトレイルの事で、「ココ・ヘッド」の山ではありません。

ココ・クレーターも火(火山)の女神ペレの創造物

ハワイの島々は、火(火山)の女神ペレが創った、と言われていますが、古代ハワイアン達の火の女神ペレに対する崇拝の念は、今も変わらずに受け継がれているようです。

そのことから考えてもわかるように、火の女神ペレを崇め奉る理由があるのです。

「決して怒らせては行けない神」と言われるのは、ペレを怒らせると火山が噴火し、溶岩が流れ出して爆発が起こるからで、火山が爆発すれば、ハワイアン達の生活にも影響が及ぼされるからです。

崇拝と言うより恐れともいえるこの言い伝えは、大地を焼き尽くすまで、怒り狂う火山と溶岩は、火の女神ペレそのものだったのかもしれません。

ペレの怒りのそのたびにクレーターが出没し、入江ができ、湾ができ、ハワイの島々の地形はどんどん変わっていったのでしょう。

だからハワイの島々は、パワーに満ちあふれているのです。

島全体がパワースポットである、と言われるのはそれ故です。ハワイの大地にしっかりと足で立てば、それだけでパワーを足から充電できる感覚が在ります。何だか振動や波動が感じられます。

登りつめると、頂上からの景色は絶景です。ハナウマベイも見え、マカプウ岬、そしてハワイカイの町並みも見えます。

よく見ると、本当に入江だらけ。火の女神ペレが、荒れ狂った跡、ペレの椅子で一休みしたのも頷けます。ペレを怒らせないように頂上で祈りを捧げて下さい。

もちろん何も触れないようにして、植物なども持ち帰ったりしないように気をつけて下さい。

ただただペレの偉業の賜物、このココ・ヘッドの周辺の地形の美しさに感嘆し、パワーを充電させていただきましょう。

ココヘッド・トレイル(Koko Head Trail)

さて、よく間違われる、「ココクレーター・トレイル登山道(ココヘッド・トレイル(Koko Head Trail)」は、ココクレーター・レイルウェイ・トレイルKoko Crater Railway Trailのことですが、米軍の軍事施設建設の為の物資を運ぶために建設された鉄道跡です。

ローカルの人々にも人気ですが、この「ココ・クレーター」の山頂に向かうトレイルの事で、「ココ・ヘッド」の山ではありません。

ローカルにも観光客にも大人気の、【ハイキングコース】です。

ハイキングコースと言っても、軽いハイキングではありません。遠くから見ても、この1048段あるという線路跡が見えますが、見ているだけでもかなりの傾斜、いわゆる心臓破りですね。

ココヘッド・トレイル(Koko Head Trail)の入り口は、ココヘッド・ディストリクト・パークにあります。

この公園には、駐車場も有り、車で来た人は、ココに停めてハイキングを楽しめますが、くれぐれも車中には貴重品など置いていかないようにして下さい。この駐車場の一番奥のあたりに、登り口が在ります。 

ココからがトレイル(Trail)のスタートです。

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