オアフ島最大のヘイアウ Pu'u O Mahuka Heiau (プウ・オ・マフカ・ヘイアウ)/オアフ島のパワースポット


Pu’uo Mahuka Heiau (プウ・オ・マフカ・ヘイアウ)とは

この、17世紀~18世紀頃に建設されたと言われる、Pu’uo Mahuka Heiau (プウ・オ・マフカ・ヘイアウ)は、オアフ島最大級の『祭祀場』で、ハワイアン古代宗教の建造物とされています。

1962年には、国定歴史建造物にも指定されたそうです。

ハワイ州には古代ハワイアンの史跡がたくさんありますが、国定というからにはアメリカ合衆国から認定された、歴史建造物ですが、ハワイ州の中では現在33ヶ所選ばれているみたいですね。

ハワイ、オアフ島の国定歴史建造物は、真珠湾(パールハーバー)や、イオラニ宮殿、オールド・コロア・シュガーミル(砂糖工場)、カワイアハオチャーチ、ワシントンプレイス、などなど…。

ヘイアウとは、ハワイアンの人々にとって、神々への崇拝と神聖な儀式に使われる神聖な場所です。

このPu’uo Mahuka Heiau (プウ・オ・マフカ・ヘイアウ)は、ハワイの四大神が集まり、会議をする場所だったとも言われ、更にこのヘイアウは、ルアキニ・ヘイアウ(生贄を捧げるヘイアウ)として知られています。

戦いの時に、カエナ岬とカウアイの岩に生贄を捧げ、勝利を祈る。戦いの神「クー」が祀られていたそうです。

1792年にバンクーバー船長のイギリス船ダイダロス号の乗組員が、生贄として捧げられたと言われています。

動物だけでなく、人間までも生贄にされたんですね….。

「クー」は戦いの神でありながら、森の薬草と癒しを司る神で、戦いの勝利を願いながら、それ以上の平和をも願う祈りが捧げられたのだと思います。

なので、この周辺のエネルギーはそれはそれは壮大です。

プウ・オ・マフカとは、ハワイ語で「逃避の丘」という意味だそうです。

このヘイアウは、ノースショアのワイメア湾を見渡せる絶景ポイントの丘の上に位置していますが、このヘイアウの建設には、やはりあのハワイアン伝説上の妖精『メネフネ』が、一晩で建設した!と言われています。

伝説のメネフネが夜現れ、朝には完成させたという言い伝えがあるそうです。

 伝説の妖精『Menehune(メネフネ)』

メネフネとは、いろいろと説がありますが、ハワイ諸島の先住民とも考えられている伝説の民、妖精で、小人の様にちっちゃくて、働き者で、情が厚く、困っている人を見るとほっておけない、そんな正義感に満ち溢れた民だったそうです。

ハワイアン・スピリチュアルそのままの妖精たちですね。
幾度となく、この小さい妖精メネフネを見かけた!と言う人が現れ、写真も撮られているそうですが、私も是非遭ってってみたい!と思います。

ハワイの神話には、このMenehune(メネフネ)がよく登場します。

ハワイ中のヘイアウや建造物を、一晩に建てたのは、このMenehune(メネフネ)で、ハワイの有名なウォーターのペットボトルのキャラクターにも、このMenehune(メネフネ)が使用されています。

カウアイ島に先住した、ハワイアン先住民と言われていて、建設や建築工事に秀でていたそうですが、何と言っても、ハワイアンスピリットの先駆けのような妖精たちですね…。

ここは神々への崇拝と儀式が行われる聖なる場所。

18世紀、オアフ島22代目の王カハハナが、ハワイアンの位の高い僧侶、霊力者であるカフナ、カオプルプルに神と交信する場所として、このヘイアウを建造するように命じたそうです。

「神と交信する…」なんて、まるで、UFOと交信する…イメージでしょうか。

そしてまた、このオアフ島のPu’uo Mahuka Heiau (プウ・オ・マフカ・ヘイアウ)から100マイル以上も離れた対岸の、カウアイ島の王と、火を使って通信していたと言われています。

考えてみるとドラマチックでロマンチックですが、今で言う首脳会談のようなものでしょうか。

実に興味深いのですね。炎のどういった使い方をすれば、100マイル先の人に意思の交換が出来たのでしょうか。

テレパシーでコミニケーションを交わしていたとも言われています。

カウアイ島の王は、オアフ島との友好を望んでいたそうです。

なんだか、あまりにもスピリチュアルすぎて、想像を絶する霊能力ぶりです。

澄んだ空気と、エネルギーが漲っているこの土地で、カフナ達はひょっとして、精神を研ぎ澄ませすぎて、超音波も発信できたり、キャッチできたりしたのかもしれません。

今の時代のように通信機器など一つもない、この時代の方が、かなり人間が本来持っている感性が磨かれたのかも?

だからこそ古代ハワイアンの人々には超能力(Manaマナ)のような力が宿っていたのかも…?
歴史学者によると、このヘイアウは300年程前に建てられたものではないかと言われているそうです。

パワースポットにはマナーを守って訪れましょう!

Pu’uo Mahuka Heiau (プウ・オ・マフカ・ヘイアウ)の場所は、Pupukea Rd, Honolulu, HI 96712

車で、ワイメア Waimea 地区のKamehameha Hwy(カメハメハ・ハイウェイ)とPupukea Rd(ププケア・ロード)の交差点にFoodland(フードランド) がありますが、その交差点を山側へ向かって登ります。

右手に、「PU'U O MAHUKA HEIAU」とサインのある入口を右折します。

その先、プウ・オ・マフカ・ロード Puu O Mahuka Rd(プウ・オ・マフカ・ロード)を更に進みます。

道は少々細く、車一台が通れるほどですので、運転には十分注意して下さい。駐車場は在りますが、あまり手入れがされていません。

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